変形性膝関節症 症状

変形性膝関節症の症状

膝が痛む病気には、変形性膝関節症の他に、関節リュウマチ、骨折、半月板損傷などの外傷によるものがあります。

 

その中で最も多いのが変形性膝関節症です。

 

変形性膝関節症は、膝関節の軟骨がすり減り、関節炎や変形を生じて炎症を起こし、ひざの痛みがひどくなる病気です。

 

変形性膝関節症の原因

変形性膝関節症の原因は、加齢による高齢者のほかに、女性であることやO脚、肥満の3つが原因と統計的に証明されています。

 

変形性膝関節症の予防と症状を軽減するためには、体重の減量と脚の筋力を強化することと膝の可動域の動きをよくする運動をすることとプロテオグリカンを服用することです。

 

変形性膝関節症はプロテオグリカンで

軟骨は関節面の骨を、5~6ミリの厚さで覆うようにあります。

 

軟骨は軟骨細胞と軟骨気質で構成され、軟骨気質は、水分と無機塩が約80%、コラーゲンが約18%、そして残りがプロテオグリカンで構成されています。

 

プロテオグリカンの重要成分が、グルコサミンとコンドロイチンです。

 

プロテオグリカンは加齢によって減少するため、軟骨のみずみずしさがなくなっていくと言われています。

 

変形性膝関節症の症状とグルコサミン

グルコサミンに関する研究報告によると、グルコサミンの服用によって、治療前のひざの痛みは減り、関節機能が治療前より向上したという結果が出ているようです。

 

その結果、プロテオグリカンの服用を勧める整形外科医や専門医のドクターも増えているようです。

 

変形性膝関節症の症状とコンドロイチン

アメリカの研究所で40歳以上の変形性膝関節症の患者を対象に、プロテオグリカンやグルコサミンとコンドロイチンとその他の数種類の治療薬を、どの薬を服用しているかわからないように6ヶ月間服用するという大規模な臨床試験が行われました。

 

膝の痛みや機能を計るための評価スコアが20%以上改善した場合に、薬の効果があると判断されるそうです。

 

その結果、中等程度以上のひざの痛みがあった人のうち、グルコサミンとコンドロイチンの両方を服用した80%近い方が20%以上痛みが改善したという非常に高い有効性が認められたそうです。